GENBU SDVX ASC(ボルテコン)日本仕様のつまみ調整

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日本向けSDVX ASCのつまみを重くする改造をしましたので、ご紹介致します!

ご注意

実際に改造を行う際にはご自身の責任においておこなってください。
出荷時期によってはパーツが異なる場合があります。
今回は回転軸を重くする改造になります。

ロータリエンコーダの分解

日本向けのロータリエンコーダが対象です。
まずはコントローラ本体から外しましょう。

ドライバーと精密ドライバーが必要です。

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つまみを上に引っ張ると抜けます。3本のネジを外します。

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ロータリエンコーダの側面にある黒い小さなネジを外します。

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これ以上軸基板側を持ち上げないでください。

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無理に引っ張らずに、ケーブルを黒いケースに入れていくと基板とケースが離れます。

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基板にある3本の黒いネジを外します。そうすると基板を取り外せます。
ただし、真上に持ち上げるとスリットとセンサがぶつかるので、位置を確認しつつ横にスライドするように外します。

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基板を外すとこんなかんじ。

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基板側のフォトセンサー。

つまみの回転軸を重くする改造

簡単に必要なパーツを記載します。
・ラジオペンチ
・ニッパー
・スズメッキ線

スズメッキ線を回転軸に巻きつけ軸に抵抗をかけてトルクを強くします。針金でも大丈夫だと思いますが、細くて柔らかいものを使用してください。あと手先が器用な方は間にフェルトを挟むと更に良いでしょう。(やってみようと思いましたが凄く難しかったですorz)

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先端に丸い輪を作った20cmほどのスズメッキ線を用意します。

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写真のように3本の柱に引っ掛けてそこから軸に巻きつけていきます。
(ですが、写真のところ1つだけ台座が高いのでここは使用しないほうがいいです。)

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スリットを壊さないように気をつけながら、4回ほど巻きます。
このときの巻きつけ具合で重さが変わります。

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重くしたい場合はよく引っ張りながら巻きつけます。

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最後に台座の低いもう一つの柱にグルグル巻きつけて調整します。

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このあと分解したパーツを元通りにします。
黒いケースはプラスチック製なので、スズメッキ線のφ0.4mm程度の太さなら問題なく戻せます。
太い針金の場合だと、ケースに収まらない場合があります。

使用感

おっ!!!
従来より何倍も遊びやすくなりました。
改造難易度が高めですが、自身のある方は是非やってみてください。ACに近いトルク感があります。
強いて言えば左右の重さを一定にするのが難しいかもです。
また可能であれば、フェルトを間に挟んで軸を保護すると更に良いと思いますが、実際に試していないので重くなるかは不明です。
持続性等も不明なので気になったことがあればまた追記します。

他にもなにかご不明点があればコメント欄にお願いします。それではっ!

宜しければ共有をお願いします!

9 thoughts on “GENBU SDVX ASC(ボルテコン)日本仕様のつまみ調整

    1. エンコーダの接続ケーブルを黒いカバー側に押しこむように入れ、次にエンコーダの軸とカバーを離していけば取れると思います。

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