オウチマニアIIDXアーカイブ

以前記事で紹介しました、beatmaniaIIDX19 LincleのPCBを動かす際に自作したケーブルハーネスを整理しました。

Before

2014-09-04 19.48.34

2014-05-11 23.40.41
2014-05-12 10.41.47

After

2014-09-04 21.20.01

2014-09-28 23.24.07

作業風景

IO基板側とコンパネ側を2回に分けて作業しました。IO側の写真は撮り忘れてしまいましたので、今回はコンパネ側作業の様子を紹介します。

まずはケーブルを固定していた養生テープを剥がします。

2014-09-28 18.23.06
仮固定だったとはいえ、養生テープで固定したことでケーブル、本体共にベタつきが残ってしまいました。

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鍵盤ボタン部分を整理します。

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1P側から作業しました。

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GNDと12Vが共通という配線の特性上、写真のように留めました。

2014-09-28 19.18.31
まとめると一応1本のケーブルのようになりました。

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配線をしてから更にインシュロックを1つ使って固定します。

2014-09-28 19.44.47
次にスタート、エフェクト、VEFXボタン。

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ボタンの向きはケーブルの取り回しの関係で変えてあります。

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最後に2P側。

この後、ボタンのスプリングを20gから60gに変更しました。

作業を終えて

今回の作業はすべて終えるのに2時間以上かかりました。IO側も合わせると4時間以上かかったかもしれません。
とても面倒な作業ですが、ケーブルの整理を行うことで、メンテナンス時の混乱は少なくなり、保守管理が楽になります。
インシュロックタイは100本入り120円ほどで秋葉原等の電気店で購入できます。経済的ですね。
頻繁に構成が変わるような環境には不向きですが、しばらくこのまま運用するのであればケーブルの整理を行うとスッキリしてとても良いです。

ボタンですが、今までは20gの0.49Nの三和ボタンという構成でした。少し軽すぎた気がしましたのでバネを60gに変更。重めで押しごたえがありますが数曲では疲れないといった構成になりました。
ホームのゲームセンターがこの構成なので交換しましたが、皆さんは自分の好みで構成を考えるといいと思います。
質問を頂く内容に「ゲームセンターと同じボタン構成はなんですか?」といった内容がよくあります。
この場合の答えは「三和ボタン、100Nスイッチ、100gバネ」になってしまいます。
この構成はIIDX筐体が工場から出荷された際の基本構成です。しかしながら、実際にこの構成だと重すぎてまともにプレーできないため、各ゲームセンターが独自に構成を変更しています。
従って、一番プレーに最適なボタン構成というのは人それぞれ、ゲームセンター毎に異なるのです。

構成を考えるなら、自分がよく行くゲームセンターの構成に家のコントローラを合わせる方法が無難で良いかと思います。
詳しい店員さんなら構成を教えてくれるかもしれません。張り紙があるゲームセンターもありますので、それらを参考にして改良を加えましょう。

長くなりましたが、最後までありがとうございました。

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2 thoughts on “オウチマニアの配線整理

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