FB9 jubeatコントローラーアーカイブ

djdao氏が作成しているFB9 jubeat ASCを利用し、jubeat knit APPENDのゲーム起動とプレイに成功しましたのでご紹介致します!

前回はフリーソフトで動作検証、前々回はFB9 jubeatASCの紹介でした。今回で3回目のjubeatASC関連更新になります!

DAOコン、AC基板共に一切改造等の手を加えていない状態で遊べた点が今回のポイントです。

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プレイ動画

 

詳細

構成

今回、基板を動作させるために使用した機器の簡単な接続を記載します。

【DAO FB9】→USB接続→【Arduino Mega ADK】→JAMMA→【jubeat実機基板】

方法

  1. jubeatAC基板、遊びたいjubeatのゲームが入ったHDD、セキュリティドングルを用意します。
  2. JAMMAのハーネスを作成します。
  3. FB9の入力を読み取り、jubeat基板のIOに対してボタン入力を行うプログラムを作成し、Arduino Mega ADKに書き込みます。
  4. 電源やスピーカ等を基板に接続していきます。
  5. レッツプレイ!

作成

まずは、JAMMAの配線を作成します。

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いつもの配線作成作業ですね。。。

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JAMMAコネクタにハンダ付けします。

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正面から見るとこんなコネクタです。

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jubeat専用HDDケースw

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この後、熱収縮チューブで端子を保護しました。

 

続いて、Arduinoです。
DAO FB9のキーボード入力を基板のJAMMA配置の信号に変換するプログラムを書きました。
マイコンで比較的簡単にUSBホスト機能を実装でき、IOポートが豊富にあるため、Mega ADKを選択しました。
接続するとこのようになります。

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汎用電源ボックス

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DAO FB9はUSBケーブルでそのまま通信します。そのため、コントローラの改造等は全く必要ありません。

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起動させるための準備完了。

起動

ゲームを起動してみます。今回起動するゲームはjubeat knit APPENDです。

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起動画面

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jubeatの場合、白黒のセキュリティプラグが必要で、更に一つ前のバージョンのプラグも必要なので、合計4本無いと動きません。(USBタイプ、丸型タイプ)

 

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各種チェック通過。

この後、LEDボードが正しく接続されていない旨の警告が出てきますが、testボタンを押し、メニューからe-amusementの設定をOFFにすることで回避可能です。

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knit APPENDの起動成功です!

最後に

今回、実機基板を動かして遊んだ際に気がついた点を紹介します。

  1. レスポンスは良い。FB9、Arduinoとも問題無く、入力遅延等も無いと思われる。
  2. 画面サイズ。実機筐体では26インチを使用しているのに対して、今回は27インチを使用したので、少しだけ画面が大きく、ボタンサイズが合っていない。だが、画面サイズ変更機能を持ったモニターで対策できると思われる。
  3. モニターとの距離。前回同様、私が使用したモニターのベゼル部分の厚みがボタンとの距離を遠くしてしまっている。

 

djdao氏が作成したFB9はちょっとした工夫で実機基板の操作までも行うことができ、尚且つちゃんと遊べることが確認できました。気になる点は少しありますが、それ以上にオウチjubeatができる楽しみの方が大きいです!

みなさんもこの機会に素晴らしいコントローラを手に入れてオウチjubeat生活を送ってみては如何でしょうか。
それでは!

 

宜しければ共有をお願いします!

114 thoughts on “【オウチマニア】jubeat knit APPEND

    1. PCB電源の事でしょうか。普通の一般的な電源コンセントへ接続で問題ありません。

  1. JAMMAハーネスの配線図はありませんか?もし、あるのでしたらくれませんか?

  2. DAO FB9のキーボード入力を基板のJAMMA配置の信号に変換するプログラムが、詳しく知りたいです。

  3. サービス・テストボタンは、筐体からの取り外し品を持っていなくても市販品で代用可能でしょうか?

    1. 返信が遅くなりまして申し訳ございません! 市販品で代用可能かと思います。

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