beatmaniaIIDX専用コントローラをACボタン化＆発光改造

最近は春の陽気で気温が上がってきましたね。花粉症が辛い時期です。。
さて、先日より友人のbeatmaniaIIDX専用コントローラーをAC風の照光式ボタン改造を行いましたので紹介致します。

写真多めです。

PS2 IIDX専コン

ボタンを発光させる方法ですが、ACアダプタ（外部電源）を利用しました。
また、専コンの基板からの信号と干渉しないようにするため、整流ダイオードを組み合わせた回路を作ります。

回路

本来、LEDを光らせる際には抵抗器を付けるべきですが、実装はしませんでした。( -_-)ﾉ
LEDは三和電子の12V白LEDを使用しました。

ブレッドボードで回路を確認してお絵かきします。

今回作成した基板の回路図に抵抗器をつけたバージョンです。汎用整流ダイオードは20個入りで100円です。2つ余ったのでGND側に取り付けました。（回路保護用？）

ボタンを押すとちゃんと光りました！
ちなみに使用するボタンは今回はDAOボタンです。

ハーネス

光ることが分かりましたので、ハーネスも作成します。

PS2専コンの基板から鍵盤側に伸びているケーブルを切断し、ハーネスにします。径が細いので圧着時に切断しないように注意が必要です。

こんな感じで基板を中継します。

ボタンのハーネスも作成。ファストン端子が硬いので圧着大変でしたー。

接☆続

ボタンを付けてみる

色分けしてあるのでメンテもわーい楽ちーん

いい感じです！

鍵盤加工

コントローラのプラスチックを加工して、ボタンをはめられるようにします。

鍵盤部分をテープで保護し出っ張りを削りたかったのですが、硬すぎました。

なのでニッパーで出っ張りを取ります。

雑ですがこんな感じ

表面が終わったら裏返しで裏側の出っ張りも取ります。（写真撮り忘れました）

そして糸鋸盤で削り取りました。

白い部分を削るとボタンが丁度ハマります。

途中

1鍵が最後

裏

削り終わりました。

この後、紙やすり等で仕上げます。

スタートセレクトも用意したボタンが入るように穴を拡張します。

ボタンをはめます。

すべて取り付けるとこんな感じに

配線

白LED

スタートセレクトは光らないボタンです。基板では発光使用ですが、ハーネスは信号線のみにしました。

筐体加工

鍵盤ユニットを筐体に収めるための改造です。

まずはユニットの裏蓋を繰り抜きます。適当にお絵かき。

角にドリルで穴をあけ、糸鋸を走らせやすくします。

ガリガリ

ガリガリ

ばーん。5分くらいで終わりました。（手作業だと数時間）

本体も切ります。

出っ張りを取っていきます。

白いところは取った部分です。

ニッパーで切込を入れて、ペンチで折りながら取っていくイメージです。

私は糸鋸盤を使うのでねじ山もとってしまいましたが、残したほうがいいかもです。
この後組み立てる際にネジが使えなくなります。

こんな感じに

青い方も同様にします。

黒いプラスチックより多く切っていますが、意味はありません。

本当は多く切った部分に基板を入れたかったけど無理でした。

重ねるとこんな感じに

裏

取り付けイメージ。白い枠からケーブルを出します。

穴開け。

本体基板からのハーネス

中はこんな感じ

続いてはボタン分の嵩上げのための木枠作成。

簡単にボンドでくっつけます

放置

青いプラスチックを木枠に固定します。

謎端子部分に電源ケーブルを取り出すための切り込みを入れます。

完成

サイドチェンジ、メンテナンス、鍵盤離しも簡単です。

裏蓋（木製）はこれから作成しますｗ　が、とりあえず完成です。(^^*)

最後に

今回の改造にはそれなりの工具を利用していますので、構想から完成まですべての工程を合わせても15時間は掛かっていないかと思います。しかし、手作業で進めるとなると鍵盤ユニット加工から物凄く時間がかかると思います。

やる気、根気が必要です・・・。やってみたい方、頑張ってくださいｗ

参考にしました、サイト様は「蒼い車輪ブログ」様です。また、アドバイスを下さった方にここで御礼を申し上げます。

追記

2014/04/02

裏蓋作製と皿の高さ上げ改造をしました。

そして友人宅へ発送。
友人のために専コンを5000円で改造しました。もちろん赤字ですね～ｗ
FlipFlopのイラスト描いてもらったお礼なので全然おｋなんです( ᐛ👐)パァ